本人の事を知って納得。
最初に読んだのは「四年後の夏」
事情を知ってるのは2人だけ。どちからかが嘘をついてる。四年たってから探偵がその嘘を見破る話。
「ささやく壁」話せない動けない主人公が殺人計画を聞いてしまった。制限された中で主人公はどうするか。
「行きどまり」少年が犯人を見てしまう。犯人に少年が目撃者だと知られてしまったら、自分の身も危ない。少年と犯人の知恵比べ。
「沈黙の代償」娘を誘拐された富豪は、大金と沈黙の代わりに娘を取り戻した。だが、同じ手口の事件が起きた。今度は新聞記者の息子。事件後も沈黙していた富豪は罪悪感をもつ。
まだ読んでないけど手元にある本が1冊、手に入れていない本が1冊。読めるのはあと2冊。
人に信じて貰えない、誰かに伝えられない、そういう設定をどうして思いつくのだろうと思っていた。これがカーロンの面白さだなと思っていたら、今回、ブログを統合するのに作家さんの出身を調べていたら、聴覚障害を持っていた事を知った。普段は作家さんの事を調べたりはしないので、知らなかった。出版社とも手紙を介して連絡を取っていたらしく、出版社の方も知らなかったらしい。インタビューも受けなかったそうだ。
どんな人だったんだろう。たまには作家さんの事を知るのもいいな。