気のむくまま

日々のこと、いつかのこと

エンディングノート

GW中に夫の母が亡くなった。

亡くなった後の事が全部用意されていた。見事だなと思った。いい手本を見せて貰った。私はどこまで出来るだろうか。

箪笥の1つは空になっていた。1人で片付けようとがんばっていたみたいだ。ただ、やはり年齢が年齢なのか、マイナンバーやら普段使っていたと思われるものを解約するのに必要な書類が見当たらない。老人ホームに入っていたので、残った荷物は全て処分するように手続きされていた。夫の母が自分で決めて入ったホームは私たちの住まいからは離れていて、頻繁に行ったり来たりは出来ない。仕方ないので、とりあえずこの中にありそうだと思える書類の束を車に詰めて帰ってきた。

帰ってきてから書類の束を整理しながら、夫は「なんでこんなものまで取っておくんだ」とぼやいていたが、私にはなんとなく生活の様子や気持ちがわかるみたいな気がした。

公正証書遺言もあった。そういうのはお金がある人が作るものだと思っていたのだけど、面倒ごとから残った人を守るためなんだなと感じた。大金じゃなくても、貰えるものは貰うと考える人が一定数いる。どちらかと言えば私の親類の方がやばい気がして、私も公正証書遺言を作ろうかなと言ったら、お互い作っておいた方がいいかもねと夫が言った。

エンディングノートを作らないといけないな。自分ではどこに置いてあると解ってはいるけど、それを他の人が解るようにしておかないといけないし、ネット関係も書いておかないといけない。他のものも、Googleみたいに一定期間アクセスがなかったら、自然に解約されるように出来たらいいのにな。