お題「みなさんは賃貸派ですか？ 持ち家派ですか？ 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか？」
結論から言うと、持ち家派。
家を買おうと思ったのは、家賃をいくら払っても自分の物にはならないなと思ったから。家賃が月5万円としたら、1年で60万、10年で600万、20年で1200万、そう考えると勿体ないなと思った。塵も積もればなんとやら。
15歳から自分の生活は自分の稼ぎで賄ってるぐらいの私が、家賃とはいえ、よそに貢いでる場合じゃないなと思った。
漠然とだけど、自分が出せる金額を出した計算は2つ。1つは、払っていた家賃の20年分。月5万なら20年で1200万。もう1つは、持っていた貯金の1.5倍、1000万持ってるなら1500万。買える金額は1200万～1500万かな、みたいな感じ。
20年とか1.5倍にしたのは、購入金額以外に、固定資産税、修繕費等、他に費用がかかるだろうと思ったのと、利子をなるべく払いたくなかったから。家のローンの利子って3000万の家を1.5％の30年ローンだと1000万ぐらいかかるのだとか。つまり総額4000万払う事になる。利子とはいえ、よそに貢いで（略）
そうなると新築は無理。マンションは建て替えの時、そのタイミングでお金が用意できるか解らないから無理。残るは中古の家という事になる。
その頃、私はフリーランスで仕事をしていて、いつまで仕事があるかどうかわからないので、老後、家賃が払えなくなる不安もあったのだと思う。夫とは一緒に暮らしていたが籍は入れてなかった。家を買おうと思っているけど、私の財力では駐車場がない家になる可能性があるので、もし、今後も一緒に暮らそうと思ってくれるなら、駐車場は別に借りてくれと言ったら、駐車場代を別に払うのは勿体ないと夫が言った。家を探す中で、お互いの考えがわりと一致してる事もわかった。
結局、2人で家を買った。古い住宅街の角地に建った小さな3階建てで、誰も住んだことがない美中古。築年数もそれほどでもなく、リフォームの必要もすぐに修繕が必要になる可能性も低かったので、想定より少し高かったけどいいかなと思えた。名義は共同。揉めた時に共同名義は嫌だなと一瞬思ったけど、家の価格が私がギリギリ払える金額だったので、揉めたら半分を貰うか払うかすればいいなと思えた。貯金を全部出してしまうのは不安だったし、どっちにしろローンは組むので30年ローンにした。返済は2馬力になった事で3年弱で返した。優遇措置とかは使ってないのでその分は損したかも。
家を買って引っ越して落ち着いた時点で籍を入れた。ローンを組んだ時、信用調査が入ってお互い借金も延滞もなかった事がわかったのはよかった。こういう事がないと調べたりしないし。
私が持ち家派なのは、他に選択肢がなかったからだと思う。もし、お金に余裕があって先の不安がなかったら、自由に引っ越せる賃貸やホテル暮らしもいいなと思えた気がする。あ、ケチなのもあるかもｗ
