気のむくまま

思うこと、日々のこと

私のおもちゃと言った人

過去に私のことを「私のおもちゃ」と呼んだ人が2人いる。

一人は仕事先の女性の先輩。初対面で「たいしたことないわね」と言い、その後「あんたは私のおもちゃだからね」と言われた。一度、車で二人で出かけることがあって、食べようと先輩が広げたのは手作りのおにぎりだった。薄焼き卵で巻いたもの、のりで巻いた物、具も何もかもすごく美味しかった。朝、早く起きて作ってくれたんだなって嬉しかった。

不思議なのは誰にでも言ってるわけじゃないこと。私もおもちゃになったげるーっていう人がいたけど、いらんって即座に却下されてた。すごく不思議で、なんでおもちゃになるのが私なんですか?と聞いたことがある。おもちゃにすると面白いからと言われた。どこが面白いんだ?とも聞いたけど、存在そのものと訳のわからない説明をされた。

もう一人は夫。夫が言うには、私は話すより見てる方が面白いんだそうな。どこが面白いんだ?と聞いてみたがペットみたいなもんだという。よく解らない。二人に共通してるのは面倒見がいい事。夫も何かと私の世話をしてくれる。というかやりすぎだよと思う事があって、優しい虐待って知ってる?なんでもやってあげりゃええってもんじゃない。助けて欲しい時はヘルプミーって叫ぶからって言った事がある。それぐらいよく気が付いて世話焼きだ。

夫は嫌いな人とは口も利かない。優しいけど好き嫌いは激しい気がする。そんな人が何故私をおもちゃと言って世話をやくのか。ずっと疑問。人におもちゃなんて私は言えない。なんとなく面倒な事になりそうだもの。

でも私はこの2人が好きなんだよね。おもちゃと言われようとペットと言われようと、たいしたことないと言われようと。(たいしことないのはそうだと思う)、不思議な人達。死ぬまでこの答えはわからない気がする。