気のむくまま

思うこと

階段から落ちた

昨日、階段から落ちた。落ちたと言っても3段ぐらいなのだけど。

この家に引っ越してきて初めて落ちた。落ちた瞬間、何が起きたかわからず。落ち着いて足を押してみたら、痛いのは痛いけど、飛び上がるほど痛い箇所がなかったので、骨折はしていないみたいだなと立ち上がる。数時間たっても腫れる事も色が変わる事もなかったので、軽い打撲かな。

昨日は週末の買い出しだった。夫が気遣ってくれて後ろをぴょこぴょこ歩いた。
「婆、大丈夫か?」と言いつつ笑う夫。
痛み止めを飲んでおいた方がいいと薬を出してくれ、湿布を貼るのを手伝ってくれた。行動は優しいんだ。お口はちょっとやばい時があるけど。そう言うとそんなことはないというのでそういう事にしておく。

今朝のこと。
「足はどうだ?」
「うん。昨日より痛みがましな気がする。爺、優しいねー」
「婆、おっちょこちょいでダメダメだからなー。困ったもんだ」
「えー、褒めたのにー。褒めたら褒め返してー」
「おっちょこちょいだけど、可愛いからなー」
「よっしゃ。可愛い頂きましたー。婆、可愛い。可愛いは正義だー」

あほーと言って、爺は仕事に行った。数時間で帰って来るけど。

2人しかいないので、家の中では褒めようと思ってる。大人だって褒められたい。大人だって、否、爺婆だって認められていい。だから言って貰えない時は要求する。言ってちょうだい、言って欲しいのと自分で言う。

世の中には可愛い人もすごい人も美人さんもたくさんいるので、当たり前だけど自分が可愛いともすごいとも思ってない。ただ、家の中では認めたり褒めたり感謝したり、小さな世界をあたたかく大切にしておきたい。

それが出来るのは、夫が話を聞いてくれる人だからなんだよな。自分の夫じゃなくても素敵だなと思う。

爺は老後を心配してた。わかる。私も心配。でも、心配して暗くなっても仕方がない。しっかり筋力を保つようにしておくしかないよなー。