気のむくまま

思うこと、日々のこと

桜と恋

昔、ちょっと年上の方と話してて教えて貰った事。

「 古い漢字の桜ってどう書くか知ってる?」
「えーと、どうだったかな。覚えてないわー」
「あれってね、覚え方があるのよ」

「2貝の女が木にかかる」言いながら書いてくれた。
「いや、ほんま。そのまんま書けるわ。わかりやすー」

「もう1つ。恋の旧漢字も覚え方があるのよ」
「へー。どんなの」
「糸しい糸しいと言う心」とやはり書いてくれた。

日本語は美しいなと思う。旧漢字は画数が多すぎて書くと真っ黒になりそうだし、生活に役にはたたないのかもしれない。けれど、雑談がほんの少し柔らかくなった気がした。